特別な日のご褒美ではなく、そこにいつもある街のパン屋さんを目指しています。

2017年9月、栃木市の外れに白い壁の小さなおうちla panxaがオープン。
la panxaとは、スペイン、カタルーニャ地方の言葉で「おなか」のこと。
私はカタルーニャ地方のバルセロナにあるパン屋で修行してきました。
そのお店ではパン生地はもちろん、クリームやフィリング、既製品を使わず細部に至るまで手作りにこだわっていました。
クロワッサンを週に数百個。日本では珍しい、地方伝統菓子。
飛ぶように売れるパンたち。パンが主食ならではの国の中で、たくさんの経験をしてきました。

私が目にした文化や味を伝えたい。美味しいもので誰かを幸せにしたい。
おなかを満たすって幸せ。美味しいものは人を幸せにしてくれる1番の近道だと思います。
サクサクのクロワッサンラム酒香るもちもちのカヌレ。
la panxaのロゴにもなっている帽子はカヌレ、口元はクロワッサン。
私がずっと作り続けたいメニューです。

パンがあるから明日の朝起きるのが楽しみだったり、お気に入りのお菓子で過ごすおやつの時間が好きだったり。
そんな時間の彩りになれたらという思いで、パンと焼き菓子を焼いています。

手作りへのこだわり。

パン生地やクリーム、餡やジャム、焼き菓子の細部までひとつひとつ厨房で手作りしています。
卵は栃木市岩舟町の柿沼さんの卵を使用しています。
卵の味がしっかり、この卵で作るカスタードは絶品です。
あんぱんには北海道産の小豆を炊いて作っています。
じっくり時間をかけて炊く餡は程よい甘さでふっくら。
ぎっしり詰まったあんぱん、オススメです。

材料へのこだわり。

商品にマーガリンやショートニングは一切使用しておりません。
全粒粉、ライ麦粉などをブレンドしたパンもあります。
パン酵母は季節の果物を使って起こし、環境や気候に合わせて調節しています。香りや食感をお楽しみください。